共同研究でお世話になっている徳島大学の伏見賢一先生のグループ（量子科学研究室）の４年生、浦野雄介くんが第35回研究会「放射線検出器とその応用」において研究会奨励賞を受賞しました！
発表タイトル：「宇宙暗黒物質探索のための単色中性子を用いた NaI(Tl) の消光因子測定」
浦野雄介、畑和実、折戸玲子、黒澤俊介、伏見賢一、小西哲之、Bakr Mahmoud、向井啓祐
本研究ではダークマターの候補の一つである WIMPs （weakly interacting massive particles, 弱い相互作用しか及ぼさない粒子）探索に向け、当研究室が保有している南3号棟の核融合中性子源を使い、WIMPsの低エネルギー原子核反跳を模した実験を行いました。
本研究では実際に使用するNaI(Tl)シンチレータに中性子が入射し原子核反跳が起こった際のシンチレータの消光因子(Quenching Factor : QF)を測定しました。
以前、浦野君が実験に来た日は即席で芋煮会をしましたね・・・
浦野君、おめでとうございます！