核融合超伝導トカマク装置 JT60-SAを見学しました!

QSTの那珂研究所(茨木県)にある核融合実験装置「JT60-SA」を見学させて頂きました!

 

JT60-SAとは

 

JT60-SAの装置構成です。本プロジェクトは幅広いアプローチ(BA)活動の日欧協力で実施されています。国際熱核融合実験炉(ITER)計画を補完する役割を担っていて、技術目標達成のための支援研究や人材育成を行うことが目的です。現時点では世界最大の超伝導トカマク装置です!

 JT60-SA計画とは (量子科学技術研究開発機構)

 

 

 

上から見た装置。この真空排気系ではターボ分子ポンプ複数台で排気を行います。

 

ジャイロトンです。人口ダイヤモンド窓を通って発振されるギガヘルツのミリ波が、メガワット級のパワーでプラズマを加熱します。

近日中にITERに発送されるとのことです。

 

ブランケットなど消耗品の機器を交換する遠隔装置のロボットを操作させて頂きました。ジョイスティックで複雑な動きが制御できます。実際のオペレーションでは肉眼でアームが見えないので、右のディスプレイを見ながら操作できるようになっています。

見学まだの人、是非行きましょー