フランスにLEGOによる国際熱核融合実験炉ITERを建設し、京大生のアウトリーチ能力の高さと、最先端のエネルギー工学を世界に発信
申請団体:京大レゴ部代表者:エネルギー科学研究科修士1回生 八尾 栄彰
代表者:エネルギー科学研究科
修士1回生 八尾 栄彰
修士1回生 八尾 栄彰

現在のITERの建設状況
ⓒITER ORGANIZATION https://www.iter.org/news/galleries
ITERモデル図と前年度作成したLEGO-ITER
http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/iter/
http://www.fusion.qst.go.jp/ITER/iter/
そこで私たちは、核融合装置の構造を学び、正しい工学的知識に基づいて製作したLEGO-ITERを、フランス現地にてアピールしたいと考えています。
本プロジェクトでは、完成したものを運ぶのではなく、1週間かけて現在あるLEGO-ITERよりもさらに精巧なものを現地で製作、プロセスも公開します。それにより、我々の核融合研究やアウトリーチ能力の高さをPRすることにつながります。
また、2016年10月に京都で開催されたIAEA主催の核融合エネルギー国際会議において、ITER機構のブースに最新のLEGO-ITERを展示しました。
本プロジェクトについても、ITER機構から支援と場所の提供を申し出ていただいており、京大レゴ部の部員がITER建設地であるフランス・サンポールレデュランスに赴き、より精巧なLEGO-ITERを見せることで、工期の遅れている現地スタッフに“喝”を入れてきたいと思います。
IAEA主催の核融合エネルギー国際会議においての展示風景
左から、志村力、杉山大志、坂根海志