プレスリリース(笠田准教授ら)

笠田准教授らの研究成果が、京大ホームページにて、「模擬溶融デブリ中のホウ素の化学状態分布の解析に成功-福島第一原子力発電所の廃炉推進への貢献に期待-」としてプレスリリースされております。

笠田竜太 エネルギー理工学研究所准教授、河侑成 同研究員(現日本原子力研究開発機構)、坂本寛 日本核燃料開発株式会社主任研究員らの研究グループは、福島第一原子力発電所でも使用されていた炭化ホウ素制御棒の模擬溶融デブリ中のホウ素の化学状態分布の解析に世界で初めて成功しました。 これによって、炉心の重大な損傷を伴うような重大事故であるシビアアクシデント時(過酷事故)の溶融デブリ形成過程の解明が促進され、福島第一原子力発電所の廃炉の進展に貢献することが期待されます。

本成果は、2016年5月10日午前10時(英国時間)に、英国科学誌「Scientific Reports」に掲載されました。

日本語による解説はこちらから。

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