入試について

当研究室に大学院生として配属されるためには、京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー変換科学専攻の大学院入試を受験し合格する必要があります。入試関連情報は、こちらのサイトにてご覧ください。
本研究室は核融合という未来のエネルギーを研究していますが、核融合についてこれまでに勉強している人は多くないと思います。核融合というのは確かに新しいエネルギーですが、未来の社会の求めるエネルギーが何かを考え、意義のある研究をしたい人ならだれでもできます。もちろんこれまで核融合を勉強してきた人も、最先端科学として研究をすすめながら、社会の求めるエネルギーはなんなのか、考えてもらいます。物理、化学、機械、電気など、基礎的なことを勉強した人ならだれでもできますし、生物や経済などの研究もしています。やる気さえあれば、だれでもできますし、今いる大学院生は、誰もそれまで核融合をやってこなかった人ばかりです。
当研究室では、核融合エネルギーを、核反応の起こるところから、その利用、家庭に届けるまでの様々な研究をしています。実際に核反応の起こるプラズマ装置を作り中性子ビームを作り出したり、熱エネルギーを取り出してバイオ燃料を作る研究、さらにそれを使って燃料電池など、クリーンなエネルギーシステムの研究もしています。
私たちの目指すエネルギーは、核融合を中心としていますが、それを用いて電力を供給するだけでなく、廃棄物をリサイクルして燃料にして分散電源や自動車、飛行機に供給したり、海水を淡水化したり、という社会を目指しています。資源をリサイクルし、二酸化炭素を出さない持続可能な社会が目標です。
研究テーマは、核融合エネルギーシステムに関連するといっても非常に多くの分野にわたっています。詳しくは上記メニューの「Research」を参照してください。
また、核融合エネルギーのアウトリーチ活動として、LEGO核融合炉の製作(通称:京大レゴ部)なども行っています。
当研究室へのお問い合わせ、見学希望などは下のフォームからご連絡下さい。