京都大学サマーデザインスクール2016「差の湯の会」

p10005122016年9月7-9日にリサーチパーク京都で開催されたサマーデザインスクール2016の実施テーマ「差の湯の会 ~お茶室で語る科学~」に笠田准教授が参加しました。

差の湯の会は、お茶会形式で科学者と市民が自分たちの違いを語り合う、科学コミュニケーションワークショップです。

差の湯の会では、科学コミュニケーションの専門家が、科学者と市民が茶室という異空間において科学を語らうことによって何が生じるかを研究しています。一方、サマーデザインスクールに参加した学生はお茶会のしつらえを企画することによって、デザインとコミュニケーションの関係を学ぶことができます。そして、核融合の専門家である笠田准教授は茶室という空間で核融合を語り合うという体験を通して、新たなアウトリーチの在り方を学ぶことができました。

茶会は京都大学の保有する重要文化財であり、西園寺家の別荘であった「清風荘」の茶室で実施されました。

笠田准教授が昔取った杵柄で20年ぶりに茶会の亭主も引き受けました。

お点前の出来はともかく、科学コミュニケーションの場としてはまさしく一期一会の素晴らしい会となりました。

 

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