NIFS訪問② Oroshhi-2研究会

11月9日に核融合科学研究所(NIFS)で「COE共同研究プラットフォームとしてのOroshhi-2利用検討会」に参加しました。

熱・物質流動ループ「Oroshhi-2」はOperational Recovery Of Separated Hydrogen and Heat Inquiryの略で、水素と熱の同時回収ができる液体リチウム鉛とフッ化物溶融塩のループです。

 

オリジナル文献

Sagara, A., Tanaka, T., Yagi, J., Takahashi, M., Miura, K., Yokomine, T., Fukada, S. and Ishiyama, S. “First operation of the Flinak/LiPb twin loop Orosh2i-2 with a 3T SC magnet for R&D of liquid blanket for fusion reactor.” Fusion Science and Technology 68,  303―307 (2015).

https://doi.org/10.13182/FST15-126

 

 

Oroshhi-2の前任担当者である八木先生に施設を案内して頂きました。

 

 

M1岡田君とと東京大学寺井研の小笠原君と。

 

 

Oroshhi-2 では核融合炉の想定に近い3テスラの磁場の強さでの流動試験が可能です。強磁場環境下での、液体金属の流れの変化やブレーキ効果についての研究が行われています。

 

Oroshhi-2研究会では、本研究室から興野さんと八木先生が発表しました。

Oroshhi-2ループの概況 /八木重郎

LHD共同研究 “液体ブランケット トリチウム回収” 進捗状況報告 /  興野文人

研究会のあと、参加者で記念撮影しました。